プレシーズンマッチ

罰ゲームみたいな雨の中をチャリで味スタまで。
バック上層も解放していたんでアウェイコーナー付近に陣取りました。
前半の印象は「思っていたよりも案外仕上がってる」でした。
大体毎年PSMは暗い気分にさせてくれる内容なので・・・('A`)
でも今年はガーロの公言通りポゼッションも上がっていて、
サイドチェンジや縦へのチャレンジ的なパスもいくつか通っていて、
それによって安易な横パスも減っていて、
選手間のイメージの共有もある程度できているように見えました。
それによって"攻撃の形"というものが少しずつできてきました。
ただ、甲府も同じくJでは珍しい4-3-3を取っていて、
中盤のサイドにスペースがあり、更にプレスもかなり緩かった事を考えれば
一概に評価することはできませんが。
それに形は作ったものの、結局得点には至りませんでした。
フィニッシュの精度に関してはまだ余り改善が見られません。
そしてディフェンス面ではセンターがまっすぅ・会長だったにせよ
決して速くないバレーに置いてけぼりにされたり、
簡単にワンツーで崩されたり、二人が開いた時に縦に通されたりなど、
かなりの点で不安の残る内容でした。
そんな中、伊野波は随所に光るパスカットやフィードもあり
期待度が高まりましたが、凡ミスもまだまだ多く
安心して見られるまでには至りませんでした。
でもこれに関しては、恐らく強化指定の時の
大学公式戦帰りの徳永みたいに環境の問題で、
大学サッカーレベルでは見逃してもらえるプレーというのが
出てしまっているものだと思うので、J1レベルで何試合かこなせば
意外とアッサリ改善されたりするかもしれませんね。


後半は一転して得点は入ったものの内容の無いものでした。
ササのゴールは完全に個人技でのものですし、師匠のは・・・
サイドからの展開もノリオと徳永が下がってからは鳴りを潜めましたし。
かといってディフェンス面が向上したかといえばそうでもなく。
しかしノリオのラテラル起用というのは
やっぱりブラジル人ながらの発想ですね。
失点シーンに関してはやや不運と言えなくもないですが、
結局その前のまっすぅの不用意なクリアからですし。


結果的に珍しく勝利は収めたものの、
今年のスローガンが「探検ぼくのまちJ1」のチームにこれでは
結局の所、例年と変わらず不安のみが増大したPSMでした。
終了後は寒くて死にそうだったので早々に帰宅('A`)


正しいPSMの在り方