エクアドル 2-0 ポーランド

24分 カルロス・テノリオ
80分 アグスティン・デルガド
※主審:上川徹

密かに今回ポーランドはそこそこやりそうだなぁと思っていたんですが、
センターのズラブスキーに当てて一旦押し上げて、
右のスモラレク、左のクルジノベクがサイドに開いて
フィニッシュは折り返して中央、と攻撃の軸はそれなりにしっかりしていて、
ディフェンスも立ち上がりは中盤とディフェンスラインがコンパクトで
速めのプレスでボールを奪うという形が出来ていて、
全体的にそれなりに纏まっていて好印象でした。
そんなポーランドが序盤は押し込んでいったわけですが、
ロングスローから隙を突いてエクアドルがゴール。
その後もコーナーからフリーで打たれたり、
ペナルティエリア付近でのマークには問題があるようで、
ここら辺は先ほどのドイツと似ていますね。
何かこう、ボールを見てしまって相手選手を捕まえられていない。
そして失点から勢い押し込まれてラインが下がると、
中盤とディフェンスラインの間が間延びして
プレスが機能しなくなり悪循環に。
攻撃面でもゾーンでうまく危険な所を潰すエクアドルに対して
フィニッシュの精度不足もあって得点に至らず。
「小さく纏まっている」だけに先制されると厳しい展開に。
終盤ポスト直撃2本など見せ場は作ったものの、
結局流れを取り戻せないまま終わってしまいましたが、
まぁこのまま終わるチームではない・・・とは思います。