アルヘンティーナ 2-1 アイヴォリー・コースト

24分 エルナン・クレスポ
38分 ハビエル・サビオラ
82分 ディディエ・ドログバ

ほとんどのコメンテイターがダークホースとして挙げ、
終いには優勝争いの候補の一つにまで指名する者まで現れて
ちょっと注目され過ぎて逆に駄目になってしまうかという
コートジボワールでしたが、そんな事も無く立ち上がりは
完全にポゼッションを握っているような状況でした。
これはアルゼンチンが立ち上がりかなり慎重で
ちょっとやり過ぎという程引いていたという事もありましたが、
決してポゼッションも低い位置だけのものでもなく、
ディフェンス面でもスピードを生かしたインターセプトから
速攻に行ったり、中央から体格を生かして基点を作り
突破して行ったりと完全に流れを掴んでいました。
特に左サイドからの展開は良かったです。
ところがセットプレーの紛れから先制を許してしまうわけですが、
これでアルゼンチンがリズムを掴むかと思えば全然駄目で、
むしろ試合の流れはさらにコートジボワールへ。
アルゼンチンはバイタルエリアのケアが甘く、
そこからサイドに開かれたり縦に突破されたりと
危険なシーンを何度も作られてしまっていました。
これを見るとやはりデミチェリスがいればなぁと思うわけですが・・・
サイドもソリンはともかく、ブルディッソもちょっと裏が甘いなぁ。
ですが、数度の決定機も何とかセンターで凌ぐと、
リケルメのワンチャンスの一撃スルーパスで追加点を取ってしまう。
なんだこれは、今回はアルゼンチンは珍しく"流れ"があるんだろうか(笑)
結果だけ見れば王様司令塔から2枚のFWが得点と最高じゃないですか。
前半の内容は互角どころかかなり押されていたと思うのですが。
後半はやっとアルゼンチンも落ち着いて、
カンビアッソが絞ってセンターをケアして良くなりましたね。
それでも低い位置での何でもないショートパスをミスしてカットされ
シュートまで持ち込まれたりと、どうも安定しませんでした。
なんとかアジャラエインセが踏ん張って、コートジボワール
フィニッシュの精度の低さにも助けられて失点は免れていましたが、
82分、遂にこじ開けられてしまう。しかしちょっと遅かった・・・
結局アルゼンチンは何とか逃げ切ったものの、
内容的にはクソボコと言ってもいいようなものだったのでは。
リケルメにしても2点目のアシストはさすがでしたが、
大部分の時間は押さえられてしまっていましたね。
しかしこりゃホントにコートジボワールやっちゃうなぁ。
でもやっちゃうとオランダがやばいんだよなぁ(;´Д`)
オランダ1位通過の為に倒しといて欲しかった・・・


人間力「すごーい、あひゃー、ドログバすごーいですよー」(ノ∀`)