チェコ 3-0 アメリカ

5分 ヤン・コラー
36分 トマス・ロシツキ ゴラッソー!
76分 トマス・ロシツキ

今大会立ち上がり流れに乗る前に失点してしまうのが
かなり多いのですが、このアメリカもそうでした。
中央はフィジカルを生かして素早いプレスで潰していたものの、
サイドは殆どカバーできていませんでした。
そこを見逃すことなく突いたのはさすがです。
対してチェコのディフェンスは前線のプレスもさることながら、
ウイファルシとガラセクが最終ラインと中盤の間を
実にコンパクトに纏めていて、殆ど隙を見せませんでした。
そしてアメリカの最大のチャンスだったレイナのミドルにしても、
スローで見ると実はツェフが枠内はカバーしてるんですよね。
正に死角無し。ここまでディフェンス良いとは思いませんでした。
そして攻撃に関してはもう流れるようなパスワークを駆使し、
そのアメリカのフィジカルを生かしたプレスを
完全に無効化してしまいました。
そしてロシツキの2ゴールは対照的なゴラッソーなゴールと「巧」なもの。
実況でも「ファンの思った所にボールが行く」なんて言ってましたが、
大体ああいう場面では大抵「ヨシ撃て!」と思っても
ワンテンポ・ツーテンポ遅れてしまったりするものですが、
あのミドルはそう思う前に既に振り抜いていました(゚д゚)
3点目はこれ以上無いエロイタイミングの飛び出しに、
もう小憎らしいくらいの落ち着いたシュート。
いやー、ガナーズはインターセプトしてほんと良かったなぁオイ。
逆にアトレチコの皆様はファビョりまくってるでしょうなぁ(笑)
これだけのパフォーマンスを見せ付けられると期待が膨らみますが、
それだけにコラーの負傷は激しく勿体無い・・・